格言「急がば回れ」は、東海道を移動するとき、近江の矢走(やばせ)から石場(いしば)まで船便で行くと早いけど、リスクがあるので瀬田の唐橋まわりで歩きで行くと安全だから、「時間の節約」に「リスク」を乗じて最善策をとれというお話だ。
話は変わり、スケートのジャンプをするとき回転しなければジャンプじゃない。
上達を急ぐならどんどん回らないといけない。
しかし私はもう年なので、これからはジャンプの練習は回転を伴わずに、無回転ジャンプにすることにした。
私のモットーは「急ぐな回るな」で行く。
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第2話 「運転に気を付けよう」
今、大学生の時以来、自動車の運転をしている。
週に2回出かけるスケートリンクはどちらも車で行く。
少し前までは週に一度、電車で行っていた。
大阪までだ。
仕事をしていたころは通勤用に定期券を持っていたから、その習慣からお出かけも電車にするほうが多かった。
最近はコロナもあって車での外出が多い。
電車は少なくなった。
車に乗る機会が多くなると、気づきもある。
事故が怖いから慎重になる気持ちはあるが、運転という作業が持つ「魔」も感じる。
アクセルを踏んで前に行く行為の中にある「競う」気持ちが、ささいなことでイラッとさせる。
特に他人の「ズルい」行為を見た時に起こる気持ちは、正義感をまとうから怖い。
「急ぐな、回るな」は運転中も金言である。
（この場合、回るなは、特に意味はない）。
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この日のモンテル。
