「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

発表会。

ついに「発表会」がやってきた。

日曜日、本日は一転して強い雨である。
昼過ぎから曇りになった。
15時半、家を出発する。
大阪には16時過ぎに着いてリンクに到着。
そのままの格好でスケート靴を履いて軽く流す。

日曜、夕方。
この時間ホッケーとフィギュアが同数くらい。
自主練している子ども選手も数名。

18時を回ったら、今夜の参加者が増え始めたので、私もいったん靴を脱いで衣装に着替える。

本番の衣装は、白いパンツに緑のラメのシャツ。
滑る曲のタイトル「草原のテーマ」にあわせて緑のシャツである(ともいえるが・・・実は)。
このシャツとパンツは、ハマのラストの発表会で「ブギーワンダーランド」を男女8人で踊ったとき、男性仲間であわせて買ったものだ。

上野のアメ横のシャツ屋に4人で行き、パンツは白で統一、シャツはそれぞれ赤、青、貴、緑(私)と色違いにした。
今回そのときの衣装が久々に出番だ。
白いブーツカバーも忘れない。

さらに今回はその上に赤いネクタイを締めた。
ちょっと追加したかったのだ。
このネクタイは大阪駅サウスゲートのリニューアルした大丸で購入した。

白・緑・赤でイタリアン・トリコロールである。
とっても派手だ。
スケート歴20余年の迫力をお見せする!

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18時半に参加者点呼があった。
19時に一般営業が終わり15分の製氷。

さあ、ショーの始まりだ。
開会のメッセージと出場者全員でのご挨拶。

第1グループのダンスが終わったら、次の4人は私を含むシングルの第グループである。
2分間の練習時間が始まる。
ステップは練習どおりだ、スピンもOK。
ジャンプは、・・・ループ(うまく行ったりパンクしたり)、フリップ(相変わらず両足降り、もうこれで行く)、サルコウ(練習している暇がないな)、トーループ(なんちゃって系だが、これで良しとする)、スリージャンプ(得意なんです)という感じ。

練習時間が終わり、最初の滑走者から演技が始まった。
私は4人め、グループの最終滑走なので暖房室で冷え対策する。

途中アナウンスのコールミスなどあったが3人の演技は終わった。
私がコールされ、曲が流れ、2分のショートプログラムが始まった。

曲がかかって滑り出してみると、やっぱり本番は練習のベストどおりには行かないものだ。
ステップのターンも、最初のループも「何かやったんですか」的な感じだった。
スピンだけはやたらと調子がよくて、シット・スピンでは拍手も聞こえた。

スパイラル・ステップシークエンスの後の、サルコウは跳び損ねた(ほら、練習しないから)。

ストレートライン・ステップシークエンスに突入。
エンディングはトーループ×2のコンビネーションジャンプからクロスフット・スピン~ピボットで演技は終わった。

この前の曲かけ練習では、1回めは音楽が足りず終わってからスピンをし、2回めでは早すぎて曲が余った。
本番は曲の終わりとピッタリで静止した。
これはよかった。

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さて、ここから密かに予定していた「余興」である。
なにをやったのかというというと「安藤美姫」のものまねと「浅田真央」のまねをしたのである。
ガッツポーズで・・・本当だったらガッツポーズができるような仕上がりじゃないのだけれど。
スケートで自分のプログラムを持って、試合でも、試験でも、発表会でも、どんな形でもいいけど、とりあえず自分の時間をちょうだいして、その時間内、リンクを一人で独占してみなさまに注目していただく・・・これは「特権」なんですよ。

というわけで今回この「特権」を久々にいただいたので、しかも「発表会」という柔らか系の時間なので、滑った後の少しの時間を私のスケートに対する「愛の表現」のために、行使する。
 (^_^;)

安藤美姫」のガッツポーズとは、両手を胸のあたりでガッツポーズしながら右足でガツッと氷を蹴るものだ。
続いて「真央」ちゃんは、両足で小さくピョンピョン飛び跳ねるものだ。
メッセージは伝わっただろか?
観客には受けていたが「おじさんが喜んでいる」ぐらいに受け取られていたであろうか。
でもまあ喜んでいる姿を見せられても、いやな気分にはならないだろう。
ハプニングはその後で、氷をあがるため退場する途中、バランスを崩して「こけた~」。
これはきっと村上佳菜子が「私を忘れないで!」と呼んだに違いない。

 

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解説:このあたりの話は、当時でないとわからない。
あとで解説している自分自身でもわからない。