断崖絶壁から飛び降りて死のうというとき、二つの選択がある。
海に向かって前から飛び込むか、海に背を向けて後ろ向きに行くかだ。
前向きだと風景が直接目に入り、下が丸見えだ。
高さからくる恐怖がダイレクトにくる。
恐ろしくてたまらない。
後ろ向きだと下が見えないので、恐怖が緩和され、こわがりさんには、いいかもしれない。
スケートのジャンプは、前向きに跳ぶのはアクセル・ジャンプ、後ろ向きに跳ぶのは、サルコウ、トーループ、ループ、フリップ、ルッツ。
スケートリンクの氷は、突然パカッと割れて断崖絶壁には、ならないので安心だ。
ジャンプを跳ぶときは、恐怖に打ち勝って、思い切って体をしめて跳ぼう。
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話は変わり、ジャンプ時の姿勢について過去に発見していた。
ジャンプ中、手すりの黄色い線をずっと見よというものだ。
忘れていた。
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この日のモンテル。
