8月1日、土曜日。
まだ梅雨明けしない。
今日も雨の確率。
今月からなんばのリンクに通う。
土曜の教室に出るのだ。
教室の始まる時間が早い。
6時半に家を出る。
JRで大阪に行く。
目的地に行くのに便利だからだ。
同じ大阪に行くのでも、こっちのほうが値段は高い。
先月までの私鉄の車窓と比べると、スピードが早く景色が流れる。
同じように大阪に向かっているが、その感覚は異なり「上京」する感じが高い。
7時半大阪駅に着いた。
地下鉄の梅田駅へ。
いつも知っている地下街と異なり、人が少ない。
私はこの大阪駅前の地下街がよくわかっていない。
だが今日は落ち着いて梅田駅までの最短距離を進むことができた。
地下鉄を5駅。
難波で降りる。
人が少ないのは難波駅も同じ。
地下街が歩きやすい。
出口で地上に出て、馬券売場周辺も、まだ人混みの始まる前だ。
8時。
リンクに到着。
貸し切り練習をやっている。
選手の数が多くリンク内は混雑している。
ジャンプのラインを見ていると、あちこちでぶつかりそうでハラハラする。
時間が迫ってきて入り口前に人が集まり始める。
教室の参加者だ。
ほとんどが親子連れだ。
8時30分。
受付が始まる。
やはり教室の生徒は子どもばかりだ。
受付を済ませ、みんなは色分けされたクラス別の札を首から下げる。
私は係員に
「初めて来たのですが、どこのレベルに入ればいいですか。一応20年やっています」
と伝えた。
彼は
「一番上のクラスは、ジャンプとスピンも教えます」
と言った。
私は
「習いたいです」
と答えた。
だがとりあえず最初なので、そのひとつ下のクラスから始めることになった。
前の貸し切りが終わり整氷が行われる。
リンクサイドで教室の生徒たちは靴を履く。
その中に白髪の男性がいた。
会釈をした。
大人の参加者は数人だという。
数人でもいるんだ。
教室が始まる。
私のクラスはセミサークルだ。
その後フォアとバックのクロスをやる。
1か月はこのクラスにいることになった。
1時間で教室は終わった。
氷からあがる。
また整氷になる。
男性と話す。
最近、初心者のクラスから上がったという。
彼はスケート教則本のコピーを手にしていた。
便利で役立つという。
表紙には佐藤有香の写真が載っていたが、彼は有香ちゃんのことを知らなかった。
この教室は終わった後11時まで自由に滑れる。
これはいい。
だが一般営業時間である。
ジャンプやスピンの練習はできない。
これは、がっかりだ。
ターンやその他の練習をする。
11時、時間も終わり難波の町にでた。
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11時、自由滑走時間が終わり難波の町にでる。
町には一攫千金をねらう博徒の姿が多くなっていた。
馬券売り場があるのだ。
南海難波駅近く、なんばパークスへ向かう。
ここは、大阪球場だったという。
複雑な構造のショッピングゾーンを見た後、そこから地下街へ。
しばらく地下を北に向かって歩いていた。
地下鉄、JR、私鉄の集合する難波駅、その地下の通路は、巨大な迷路だ。
その地下の道を北の端から地上に出る。
道はアーケードの商店街。
進むうち道頓堀へでた。
世界一派手な町並みだ。
神座でラーメン。
そのまま歩き続け心斎橋ヘ行きハンズに入った。
関西にはハンズがあまりない。
私はハンズが好きだ。
関東を離れたので久々である。
店内をじっくり見て回り買い物をして帰った。