「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

横浜ドリームランドのホテルエンパイア塔

BSTVの「武田鉄矢昭和は輝いていた」を見ていた。
特集は「昭和の高層ビルディング」だった。

もちろん超高層と言えば「霞が関ビル」であるが、ゲストの半田健人が、
「横浜ドリームランドの敷地内に建てられたホテルエンパイアのほうが、高さはずっと低いが建ったのは早い」
と紹介した。

私はその写真を見た時、それを見た記憶があることを思い出した。
スケートを覚え始めたころの私は、ホームのハマボールのほか、レジャー&自主練で冬季の横浜ドリームランドの屋外スケート場で滑っていた。
それは変わったリンクで、夏季は流れるプールである。
左右にカーブを描きながら、大きなループで滑り始めたら元に戻ってくるコースである。
客は少なく、もしかしたらすでにそこはドリームランドではなく、遊園地はつぶれたあとの、横浜市民スケート場(市民プール)だったのかもしれない。

そこに行くのは大変で、JR大船駅から神奈中(かなちゅー)バスだ。
住宅街をくねくね走るバス。
丘の上の遊園地前バス停、まっすぐな一本道の坂を上がって到着。
降りると目の前に五重塔風の変ビルが建っているのだ。

変なもの大好きの私のことだから、スケートを終わった後は、その変ビルを見に行っているはず。
中の記憶が無いから、立ち入り禁止だったのかもしれない。

大船~ドリームランド間の話題としては、放置されたモノレールの線路も忘れがたい。
民家の庭にモノレールのコンクリートのレールが朽ちゆくまま建っているシュールな風景はカメラに収めたはずだが今は見あたらない。