「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

なにわのウォーキング。中沢新一が「大阪アースダイバー」という本を出した。

私のもう一つの趣味はウォーキングである。
野山を歩くのじゃない、町歩きだ。

このブログはスケート練習記のスタイルになっているが、実はアフタースケートの散策日記でもある。
これは横浜時代も浪速時代も共通する。

「ウォーキング」。
ただぶらぶらしているのではない。
私としては、足の裏を通じて町の成り立ちを研究している。

ハマボールや東神奈川リンクに通っていたころ、スケート場周辺のハマの町歩きをしていると、江戸時代の横浜村の風景がありありと見えてきたものだ・・・。
変なクスリとかは飲んでいない。

関西に戻り、最初は守口。
ここはミナミ。
アフタースケートの研究活動は続いている。

守口はおもしろい町だった。
京街道の歴史の古い町だ。
街道沿いは風情だ。
近代の地面も見える。
緩やかに蛇行する道を歩いているとき
「ああ、この道はもとは川だな。暗渠化した川が道になっている。このカーブは川だよね」
と気づいた。
こういう発見が街歩き者の喜びだ。

今通うミナミを含む大阪の中心地。
整然としていながら不思議な感覚。
「謎の土地」と思っていた。

中沢新一「大阪アースダイバー」という本を出した。

私なんかは地表を歩くことしかできない。
中沢は知力をもって地下を歩く(ダイブする)。
それがアースダイバーだ。
今この本を読んでいる。
大阪の謎を解いてくれる。