「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

8月ももう終わりだ。今日はいっぱい練習する。平日の守口リンク。話をし終わったら散策。ぶらぶらしていたら、変な食べ物を発見。紅ショウガの天ぷらだった。夜の貸切。夜にスケートを滑るのは久々だ。いい勉強になった。疲れ果てて帰るのは、しんどい。

2009年8月24日(月) 平日だが休みをとった。
今日は一日中スケートをする。

昼飯を食って京阪電車で大阪、守口市に向かう。
京阪に久しぶりに乗った。
JRに比べるとスピードが遅い。
車窓の風情がのんびりしている。
それが眠気を誘う。

英語の車内アナウンスが流れる。
女性アナウンサーが、すっとんきょうに「テンキュー」と言うので目が覚める。
関西訛だろうか。(^_-)-☆

守口。
いつも来ていた日曜の早朝と違って、昼間の町は活動している。
商店が開いている。
マンションの工事の音が響く。
空が深い青だ。
もう暑くない。

リンク到着。
営業時間内。
用意をする。
フィギュアを履いた、人のいいおじさんと話をする。
彼は大阪のスケート場の情報に詳しく、各地のリンクの運営について教えてくれた。
ここのリンクについても聞いた。

このあたりは住宅公団の団地地帯だ。
その住民のスポーツ施設として建設された。
スケートリンクとプールだったそうだ。
ただ、その運営は公団が直接行わず、管理業者を入れてやらせていた。
業者はスケートリンクの運営をやるのだが、うまく行かなくなるとやめてしまう。
そのたびにリンクは閉鎖になる。
次の業者が決まると再開となる。
そんな風に、リンク閉鎖と再開を繰り返してきたという。
今の業者は「通年でやらせてくれるなら」という条件で入ったのだそうだ。
一年中スケートリンクがあるのは、いいことだ。

おじさんが言うには、そんなふうに施設の所有者とスケートの運営が別だから、思い切った営業ができず、施設も更新しないし、イベントも打てないのだそうだ。

氷はガタガタで柔らかい。
押しても滑らない。
夏休みなので、選手たちがいっぱい練習していったという。
3時には整氷が入り滑りやすくなった。
リンク上には大学のクラブの連中が、それぞれのレベルで練習にいそしんでいる。

5時過ぎまで練習して、いったんリンクを出た。

本日は夜に第2段がある。

体力を温存しながら時間をつぶす。
歩道橋を渡って、普段は行かない淀川の方へ行く。
高速道路の向こうも団地が並ぶ。
大変な高層だ。
夕日をあびてそびえている。

私も関東では公団の団地を利用してきた。
家賃が安くて管理が行き届いている。
それは今も変わらない。

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川の堤を散策する。
太陽が沈む。
河原にある看板でこのあたりの市の境界の様を見た。

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川の両側に市が並んでいる。
出身が関西なのに、ずっと離れていたせいで、こちらの地理はよくわかっていない。

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川から戻ってきて、スケート場の前のスーパーに入った。
シェフカワカミ。
お総菜コーナーを見ていたら、真っ赤な天ぷらを売っていた。
「もしかしたら」と思い購入する。
やはり紅ショウガの天ぷらだった。
テレビで見たことがある。
大阪の地域限定の食い物だ。
要するに「ガラパゴス」である。

ガラパゴス現象とは、日本国内における携帯電話のように、独特の進化を遂げて高い技術を持ってはいるが、世界的に見ると異なっており、外国製品の進入ができず、また日本製品の海外シェアもとれない状況をいう。
ガラパゴス島の動物の進化からきた言葉だ。
このガラパゴス現象という言葉をもじって、ある地域限定でポピュラーな食べ物のことを「ガラバゴス・フード」とか「ガラバゴス・メニュー」などという。
空き地のベンチで、紅ショウガの天ぷらを食う。
特別うまいとは思わない。

歩いて駅前の京阪デパートに入り地下の食品フロアを散策。
ふとベーカリーに入って見ていたら、チクワロールパンを売っていた。
チクワの空洞にツナサラダを詰め込む。
そのチクワを挟んだサンドイッチだ。
北海道の札幌限定のガラパゴス・フードだ。
テレビの県民ショーでやっていて興味を持っていた。
大阪でも食うのだろうか。
さっそく購入。
横のイートインでコーヒーをオーダーしパンを食う。
パンとチクワの食感は、おもしろいものがあった。

7時、リンクに戻る。

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7時、リンクに戻った。
夜の部のスケートが待っている。

友人が貸し切りをとったのだ。
誘われて参加する。
8時から9時半までだ。
普段なら酔っぱらっている時間だ。
夜にスケートをするのは初めてではない。
バッジテストもこんな感じだ。
ハマのテストは全て夜だった。

自分が受験する日。
仕事は休む。
昼間からリンクで練習し、夕方いったん氷をあがる。
体調を調整し、夜スケート場に戻って試験を受ける。
初級から始まって、曲かけのある上の級まで・・・深夜まで続く。
そんな感じだった。

その夜の1時間半の貸し切りは、あっという間に時間が過ぎていく感じだった。
スケーターズ・ハイの状態にあったかもしれない。
久々にこんな遅い時間にスケートしたものだから、疲れはてていたのだ。

夜10時過ぎ、帰りの電車は混雑していた。
昼間の車内と異なる。
勤め人が家路をいそぐ。
なぜか酔客はおらず車内は静かだ。

私が家に帰ったのは12時前だった。
バタン・グー。

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解説:20:00~21:30 K泉先生の貸切だった。

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解説:バタンキューじゃなくて、バタン・グーと書いたのには理由がある。
気になる方は、モンテルを読め。↓

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