「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

2010年、浪速スケートで教室はじめ。十日戎。福笹。

2010年最初のスケート教室に行く。
家を出る6時半は、あたり真っ暗だ。

今月はまた土曜日だ。
土曜日教室の友人に挨拶する。

レッスンはいつものように基礎から始まり、ステップ、フリーまで。

教室終了後は、1時間の自主練習

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本日の散歩は、お祭り見物である。

1月9日。
本日から3日間、大阪今宮戎神社で「十日えびす」がある。

南海電車のなんばの駅から、南に向けてテキ屋の屋台がズラっと並んでいる。
その道の高いところに「おかえりみち」と書かれた横断幕が張られているのが気になるが、その道を神社に向けて進んでいく。
その途上「宝恵駕行列」の「福娘」を目撃した。
正月早々きれいなものを見て目が幸福。

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さてこの「十日戎」であるが、「えべっさん」と呼ばれ親しまれている関西のお祭りだ。
関西地方のいくつかの戎神社で、商売繁盛を願い、1月の10日に行われる。
祭りは3日間開かれ、前日が宵えびす、11日は「しまいえびす」である。
「残り物に福がある」と言ってこの日に参るのも良いと言う。

この関西独特の風習は、大人になってずっと関東にいた私には珍しいものだ。
関東での商売繁盛の祭りと言ったら「酉の市(とりのいち)」である。
これは、年末の酉の日に行われる、各地の鷲神社(おおとりじんじゃ)のお祭りだ。
関東は鷲神社が多い。
酉の市では、縁起物として「熊手」を買う。
福をかき集め、お金もかき集めるという意味であろう。
三の酉まである年は火事が多いという伝説もある。

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一方、十日戎の縁起物は「福笹」だ。

神社に近づくにつれ、福笹を高々と掲げる人の数が増えてくる。

私も福笹を買って帰りたい。

境内は大変な人混みだ。
本殿前まで押されながら行き、お賽銭を投げ拝礼する。
さて福笹はどこでもらうのだ~?
すると社殿の神官が人々に何もついていない笹を手渡している。
私も手を出してもらった。
これが福笹?
何の飾りもついていない。
どうするのだろうと、周囲を見渡していると、人々はその笹を持って別のところに行き、いろいろな飾りを「これと、これと・・・」と言うように指名してつけてもらっている。
なるほど、こんな風にするんだ。

この福笹につける縁起物は「吉兆」と呼ばれ神社から授与されるものだが、お金を払って買うのである。
関東での「熊手」には最初から吉兆がついていたが関西の「笹」は、オーダーメイドで作り上げるのである。
好みの吉兆を笹にその場で取り付ける。
私は、何をつけてもらうかを決めるとき、まず「家内安全」と「商売繁盛」を、次に「おいしいものが食べられるもの」をお願いした。
おじさんは、少し考えていたが何かをつけてくれた。
なお関西でも、神社の境内の外で、一般業者が売る吉兆のついた縁起熊手も売っているようだ。

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うまいものがいっぱい食えますように

帰り道、山科駅で海を発見、↓

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