12月のスケート教室は、日曜日に復活。
大阪に向かう途上、やはり土曜より日曜の方がだんぜんすいている。
新聞を読みながら過ごす。
地下鉄もゆったりしている。
出席を済ませ靴を履いていると、ひと月ぶりに会う日曜メンバーと再会、挨拶する。
教室はスイングロールから始まる。
日曜のレッスンは、アシスタントの若い先生が来ていらっしゃるのでコーチもやりやすいようだ。
教室が終わったら、自主練習。
一般滑走の時間だからお客さんが入るが、日曜は土曜よりずっと混んでいる。
しかしまあ一昨日からグランプリ・ファイナルをやっていてTVで盛り上げているから、客が増えるのも不思議はない。
最近右膝が痛い。
年齢による軟骨成分の減少なのだろうか。
俺もそんな歳になりつつある。
でなければ、スケートという激しいスポーツのせいなのだろう。
昔ハマでやっていたころ、Hさんという同年代の仲のよい男性とこの話題で盛り上がったことがある。
スポーツを定期的にすることは健康上も精神上も、とてもいいことだ。
また足の筋肉を衰えさせないことは、老化に対する予防としていい効果があるのは違いない。
だが、フィギュア・スケートというこのスポーツは、時として下肢に激しい衝撃を与える。
これが蓄積していった結果、老境に達したとき、スケートをしてたことが吉とでるか凶とでるのか、それはわからない・・・と。
そして、時は流れ、我々は回答を受け取る。
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終わった後は、道頓堀に歩いていって、最近関東からこちらに進出してきたという「スタ丼」を食った。
スタ丼とはひとことでいえば豚丼なんだけど、強烈なニンニク出汁でつけ込んだ豚肉を強火で炒めたもので、ニンニクの強烈な辛みが特徴、ともかく量が多く超大盛りの丼を主に若者がガツガツ喰うというものだ。
このスタ丼、東京の一部地域のソウル・フードだった。
京急とJRの停まる品川駅に「品達」というラーメン・テーマパークができたのは2000年。
後「品達(丼)」というB級グルメ・テーマパークの丼版ができた。
そのとき、スタ丼の店が入店し、人気ナンバーワン点として連日行列が絶えなかった。
私も帰り道だったので、よく晩飯を食いに寄っていた。
東京でスタ丼を食べたのは、結果的には10回を下回る回数だと思うのだけれど、ニンニクのしびれる香りと味の豚飯に舌を支配され、けっこう好きになった。
そんな思いでのあるスタ丼が、こっちでも食べられるという。
これは朗報。
早速寄る。
大した行列もなくカウンターに座る。
普通盛りはとても食えないので、小盛りを。
でた来た品は、すっかり洗練された、上品な豚丼だった。
「あのときの激しさはどこへ行った!」俺は不満だった。
でも、基本は通じる。
うまい。
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大阪観光名所めぐり・・・本日は大阪城に登る。
地下鉄を降り、大阪府警、NHK前を通る。
府警の前には報道カメラマンが詰めかけていた。
何か報道があるな。
テクテク歩いてお城へ。
これは規模がでかいわ。
石垣が普通じゃない。
大阪城の天守閣から周りを見下ろす。
遙かかなたに先週登った通天閣も見える。
見下ろす景色は、こちらの方が、川と高層ビルがすっきりとした見栄えで、先週の感想とは異なる結果だった。