「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

スケート教室へ。浪速スケート。期間限定のスケート小ネタ「ショートのあとの真央ちゃん」植物園。咲くやこの花館。非情の世界。自分と戦っているのに、誰かに負けるのだ。

f:id:bys12217:20220401211110j:plain

土曜日がやってきて、スケート教室に行く。
地元駅の朝6時50分の光景も、ずいぶん明るくなった。
春になったのでファッションも軽めだ。

教室はいつものスケーティングから、そのままモホークを含むステップに入る。
セミサークルをやらないといろいろできる」
とコーチも言われた。
ステップ、ジャンプ、スピンと盛りだくさんで楽しかった。

教室が終わって、ふと真央チャンのことを思い出した。
昨日のフリー。
魔王は凡ミスでジャンプが抜けて、悔いが残って号泣していた。

私が思い出したのはそれではない。
ショートを終わった後の、ピョンピョン跳ねる姿だ。
印象に残るしぐさだった。

トイレに行ったとき、鏡の前で跳ねてみた。
おもしろい。
真央ちゃんっぽい。
期間限定のスケート小ネタ「ショートのあとの真央ちゃん」の完成だった。

整氷が終わり、自由滑走が始まる。
本日は100名余りの地元の団体さんが来ていて、リンクは「芋子洗」状態となった。

「ショートのあとの真央ちゃん」をやってみた。
だれも見ていない。
期間限定のスケート小ネタ「ショートのあとの真央ちゃん」は、まだ誰にも知られていない。

---

スケートの後は散歩に行く。

春になり、植物にふれたい気分が高まっている。
それで20年前に博覧会が開かれた植物園に行くことにした
先日テレビでやっていたのだ。

地下鉄で現地へ。
博覧会が行われた跡地は広大。
温室に行く。
巨大なシダ植物を見る。
南国にはこういうのがいっぱい生えている。
自宅に生えているシダと基本構造が同じだから、自分がミニチュアになった気がする。
こういう森では恐竜も出そう。

f:id:bys12217:20220401211140j:plain

即売市で鉢物を物色したが、とりあえず何も買わないで帰った。
春が来たので私の園芸も仕事に追われる。

---

バンクーバー・オリンピックの女子フリー、1位と2位の結果は、ショートの時の順番のまま終わった。
ショートの差が僅差だったから、魔王はベストを尽くして逆転したかった。
だが真央は「ノーミスをする」ことができず2位に終わり号泣した。

私の見た感じでは、魔王のジャンプの着地はドスンと落ちている感じがした。
キムはファーストジャンプももちろん、セカンドのトリプルもきれいで着地が流れる。
結果は、まあそうかなと思う。

魔王は悔しいのだろうな。

フィギュアスケートは決して誰かと戦わない。
フィギュアスケートは必ず自分と戦う。

マスコミは「対戦」の文脈で物事を伝えようとする。
それが読者、視聴者にとって分かりやすいからだ。
だが、フィギュアスケーターは必ず自分と戦っている。

しかし、魔王とキム。
この二人は運命の二人なのかもしれない。
同じ19歳で、同じスポーツをしている。
体型も、アジア人も同じ。
世界最高レベルにいることも同じだ。

このそっくりな二人の少女は、二人一緒にゴールドをもらうことはできない。
そのことだけは絶対に一緒にはなれない。
どちらも自分と戦っているのに、誰かに負けるのだ。
これは不幸であり地獄だ。

f:id:bys12217:20220401211236j:plain