「スケート大好き!」

by 酢好き大好き(スズキダイスケ)

朝日カルチャー特別レッスン。自主練習。ブギーワンダーランドの練習。

カルチャー教室は終わってしまったが、明日のファイナルに向けて、情熱大陸の練習を受けた。

10:30から12:15まで1時間45分。
リンクを仕切っての練習はこれで最後だ。
Aコーチが「今日が初滑りの人はいますか?」と聞いたが、そんな人はだれもいなかった。

2列に並んで、葉可瀬太郎の情熱大陸のテーマ「エトピリカ」が流れる。
滑り始めると、忘れてしまったようで、けっこう覚えている。
途中まで順調に来て、見せ所の「大車輪」だ、私は車軸だ・・
手をつなぐメンバーは?と思っていると、数名いません! 
空回りの後、最初の練習が終わる。
やがて、遅れてきた仲間も加わり、ほぼ全員がそろって、きちんと車輪も組めた。
Aコーチの指導の下、細部、特に大車輪の練習を重ねる。
この大車輪が危険な演技で、力強く回るとかなりの遠心力になる。
真ん中の私は、すごくひっぱられる。
肩が外れそう(大げさ)。
私は、全日本選手権で、フリー演技の最中、スピンで右肩が外れて苦しむ安藤美希の物まねをして、小受けしていた。

和やかな雰囲気で練習が進む中、新横で選手の特練を見ていらっしゃったSコーチも駆けつけ、エトピリカのリハーサルは進むのだった。

12時が過ぎ、製氷までの短い時間、フィナーレの練習も行った。
ブギの仲間も加わってだ。
そして、いつものように、独特なイントネーションの女性アナウンスの製氷を告げる放送が入り、サイレンが「パオーン」と鳴って、僕らは氷から上がった。

コーチからの、最終の最後のお言葉を聴き、明日の指導を頂き、私たちはだんだん、この最後の瞬間をかみしめている。
先生が忙しそうにする中、朝日カルチャーの生徒一同として、コーチへ花束を渡した。
あらかじめ、古株だからということで、プレゼンターをおおせつかっていた私とHさんは、Sコーチ、Aコーチにお花を差し上げた。
そしてほんの2・3秒であったが、私は、朝日カルチャーの生徒の代表として(勝手に)、思わず口にせずにはいられなかった。
「朝日カルチャー教室があったおかげで、これまで延べ何百人もの、初めて滑る大人たちが、スケートを学び、スケートを続けることができ、そしてこんなにも深く、スケートを愛することができました。この朝日カルチャーという教室で、ご指導いただいた先生方のお蔭です。ありがとうございました。」
花を手渡す数秒で、こんなに長い立派な挨拶できなかった。
気持ちは伝わった思う。

自主練習

イメージ 1
午後の整氷が終わり、情熱の衣装を着たまま、混雑するリンクで自主練習をする。
とはいっても、今日は、あんまりがんばりすぎると疲れてしまって、明日に響いてしまうので、セーブしてだらりと滑っていた。
着ているのも、いつもの運動着ではなくエトピリカの衣装だし。

Tコーチのグループはもう終わっているが、Sコーチのチームは最後の最後のこの日まで、グループレッスンをやっていた。

最後の最後「こんにちは新人です」って感じで、こっちのレッスンに、出てみるのも一興だったかもしれない・・・・(それは無い)。

ということで、フェスの衣装で滑っているのに、汗がだんだんにじんでくる。

<ブギーワンダーランドの練習>

そして最後は、ブギの練習をリンクサイドの鏡の前で行った。
一般客が珍しそうに見ていたが、そんなことは気にならない私たちだった。

3時の製氷のあと、最終的に氷の上で滑ってみた。
もう、すっかり身について自然体で滑れた。